【ファルカオスポーツベース(久喜市)に行ってきました!】

NPO法人わわわ工房のみんなと一緒に、久喜市にあるファルカオスポーツベースに行ってきました。(HP↓)
https://base.falcao.jp

今回の目的は、日本財団の子ども第3の居場所事業(詳細↓)の見学です。
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

わわわ工房でも将来的にこの事業を行うことを計画していて、そのためにはまずは実際に事業を行っている施設を見学して来よう!というわけで、今回、久喜市にあるファルカオスポーツベースにお邪魔しました。

この施設を立ち上げた瀬川さんとは、大学の同級生の遠藤くんを通じて知り合い、瀬川さんはその後市議会議員選挙に当選し、現在は議員の仕事もしている優秀な方です。瀬川さんはもともとサッカーのクラブチームを経営していて、その他にもスポーツライターとしてのお仕事や、ライブやコンサートなどのお仕事もされていたそうです。

瀬川さんがファルカオスポーツベースを立ち上げたのは、もともと地域の子どもたちの居場所を作りたいという思いがあったのと、それとは別にサッカークラブのコーチたちが他のアルバイトなどと掛け持ちでしか生活できない状況を改善したいという課題もあり、その両方を解決できるような仕組みを考えてのことだそうです。

施設がある場所は地域の学校の目の前で、もともとは市の農産物直売所だった建物です。閉館してからしばらく使われないままの状態になっていたのを瀬川さんが見つけて、市に子ども第3の居場所事業の場所として活用することを提言したところ、市長も快諾してくれて、事業化に進んだそうです。やっぱりトップの判断は重要です。

ファルカオスポーツベースには子どもたちが体を動かして遊ぶための器具がいろいろ整備されています。中でもボルダリング用の壁面は3mくらいの高さがあって、とっても本格的でした。そのほかにも卓球やダーツやテックボールなどなど色々あって、子どもは絶対楽しいなー!と思いました。

また、キッチンとカフェみたいに居心地の良い空間もあり、希望した子どもたちには食事の提供もしています。

施設を見学して、瀬川さんたちからいろいろなお話を聴かせていただいて、とっても勉強になりました。そして、ぜひ行田でも取組みたいし、きっと出来そうだぞ、と思いました。

 

瀬川さん、ありがとうございました!

>>>追記<<<

見学した後、わわわ工房のみんなでどこかでお昼を食べてから解散しようと、栗橋駅前へ。

駅前の商店街は、昔ながらの佇まいで、喫茶店や居酒屋などが入っていて、「美少年クラブ」という気になる名前のお店もあったりして。

そこから線路沿いにつながる商店街へ行くと、こちらはほぼ全てのお店がシャッターを下ろした状態で、なんだか今の日本社会を象徴しているように感じました。全国津々浦々に今はこういう場所があるのでしょう。商店街はかつて昭和の時代には国からさまざまな補助金が出て、全国の市町村の駅前に商店街が作られました。今ではほとんどがシャッター商店街になりました。これはもう、時代の流れ、としか言いようがありません。大事なことはこれからどうしていくかをどれだけ地元の人たちが主体的に考えていけるか、だと思います。僕は、シャッターを下ろした店々を眺めながら、例えばここらへんが全部とは言わないまでも、何軒かでも瀬川さんたちが作ったような子どもの居場所みたいな場所になったりするそんな未来は描けないだろうか、などと妄想を膨らませたりしました。そしてもちろん、それは僕の暮らす行田の商店街もまた然りなわけで。

わわわ工房のみんなと一緒に視察に行くのはとても勉強になって楽しかったです。

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