【行田の芸術家もりまなぶさんと、アートの地産地創】
地産地消ってよく言うので、アートの地産地消って考えてみたものの、アートは食べられないので(食べるアートプロジェクトもあるけど)消費は難しいなーと思えて、ダジャレ的に(もうすっかりオジサン脳です僕も)地産地創と置いてみます。
要は、地元のアーティストに改めて注目してみたいなと!
素敵なアーティストが結構いるのです。今まで何となく知っていた方々をもっとちゃんと知ろうと思っています.
そう改めて思うきっかけが、先日初めて行った「M.まなぶギャラリー」です。
こちらのギャラリーは行田生まれ行田育ち行田で暮らした芸術家・もりまなぶさんの作品を常設で展示しています。作家の息子さんご夫婦の自宅をそのままギャラリーにしています。
ギャラリーの場所や開館時間などについてはギャラリーのサイトでチェックしていただくか、ギャラリーへお問合せください。
この日も作家の息子さんが付きっきりで解説してくれて、超濃密ギャラリーツアーを体験できてとっても勉強になりました。
そしてもりまなぶさんの作品がすごく良かった‼️
特に今回の展示のメインになっている抽象画の数々は僕はとっても好きでした。
実は地元の作家さんで抽象画を描く人がとても少なくて、僕は抽象が好きなのでずっと残念でした。だいたいみんな風景や人物なんですよね。
もりまなぶさんは沢山の抽象画を残していました。僕は抽象画好きですが美術史の知識は無いのでちゃんと解説出来なくて申し訳ないですが、とにかく地元の作家でこんなに沢山素敵な抽象画を描いて、それがちゃんと作品として展示されたことに感動しました。
何より印象に残ったのは、息子さんの作家に対する愛です。作家と作品についての知識がマジでハンパなくて本当にびっくりで、解説がすごく興味深くて、本当に父の作品と作家としての生涯を愛してるんだな~って思いました。
自分が好きな作家の作品を、他の人にも見てもらいたい!という純粋な思いで自らの自宅をギャラリーにしてしまう森さんご夫婦の活動は、それ自体がアート活動の根本ではないかと感じました。
この日だけではまだまだまだまだもりまなぶさんのことを語るには足らなすぎたので、まち行きます。もっと話を聴きたい。そしてまた書きますね。