私は地域での活動も市議会議員にとってとても大切な仕事だと考えています。市議会議員の地域での仕事というと、地元の道路を補修したり、自治会の会合に出席したり、票を集めるために挨拶に回ったり、といったようなイメージが強いかと思います。そういった活動も大事ですが、私はこれからの市議会議員には自分から地域でプロジェクトを起こしていく「地域プロデューサー」としての働きが求められていると考えています。

そういった考えから、私は仲間たちとともに地域での活動にも一生懸命取組んでいます。ここでは主な活動について紹介します。もし一緒に取組みたいという方がいたらぜひご連絡ください。みんなで力を合わせて、私たちの地域を、まちを、創っていきましょう!

私は2014年から市内の福祉団体NPO法人CILひこうせん」(以下、ひこうせん)の職員になりました。ひこうせんは障がいのある人たちが自立生活するための支援を行なっている団体です。その中で、障がいのある人たちの表現活動も積極的に支援しており、私はその担当職員として仕事をしています。また、「埼玉県障害者アートネットワークTAMAP±0」の北部支部長も務めています。

 

忍町アートギャラリーは2014年にスタートしました。商店街を中心にいろいろなお店の中にアート作品を展示し、町歩きをしながらアートを楽しむ地域密着型アートプロジェクトです。私は2018年まで実行委員長を務め、その間に13回開催しました。参加作家はのべ約500人、参加店舗はのべ約400店、来場者数はのべ約5000人です。2020年以降はコロナ禍で開催できていませんが、時期を見て再開する予定です。

NPO法人わわわ工房は2018年5月に設立しました。わっと驚く、笑い、輪になる、の3つの「わ」を、このまちの未来を担うの子ども達に体験をしてもらうことを目的に活動しています。毎月1回、子ども食堂、フードパントリー、ハンドメイドマルシェを開催し、子どもたちと子育て世代の暮らしを育んでいます。その他、市政施行70周年記念巨大壁画プロジェクト、子どもたちが自分で映画を作るワークショップなども開催しました。

議員に初当選した2015年から、積極的に他の市町村の議員と交流してきました。それぞれの市町村が抱える課題には共通点も多く、先進事例を学ぶことで自分のまちの課題解決にも役立っています。また同世代で活躍している議員から刺激をいただいたり、悩みを相談したりすることも多く、議員活動を行う上でとても励みになっています。勉強会のほか、議員カフェも開催し、政治を身近なものにする活動にも力を入れています。

2015年の12月にJR行田駅前での路上ライブをSNSで呼びかけました。そこに集まってくれたメンバーで結成したバンドです。メンバー全員音楽は素人です。作詞作曲は全てメンバーが行い、オリジナル曲だけを演奏している手作りバンドです。そして実は私と妻はこのバンドで知り合いました。バンド名に「行田」を冠することで、ライブ活動を市のPRも兼ねて行なっています

私は大学在学中からアーティストとしての活動を本格的にスタートしました。子どもの頃から好きだった絵画に始まり、アメリカ留学で体験したアートや、美大に通う同級生から教わったパフォーマンスという身体表現、そこから舞台芸術作品へと繋がります。アートは私たちの感性を豊かにします。私はアートをはじめとする様々な文化芸術によって、行田はさらに魅力的なまちになると考えています。