【3月議会、一般質問のレポート!】

令和5年行田市議会3月定例会はまだ会期中ですが、僕の一般質問は完了したのでその内容と市の答弁についてざっくりレポートします。

(詳細については後日会議録や議会中継録画が公開されますのでそちらをご確認いただければと思います)

3月議会野本翔平一般質問REPORT!

 

初めに、今議会から初めてタブレットの運用が始まりました。僕もICT推進委員長として、今議会はタブレットをフル活用してみています。

一般質問も今までは紙資料を用意していましたが、今回はタブレットにデータを入れて臨みました。最初はなんでも緊張しますね。でも問題なく出来ました。

では、以下、ざっくりレポートです。

・使用済みおむつ問題、解消へ!

全国的に問題となった使用済みおむつ持ち帰り問題について、行田市でも持ち帰りを止めるべきではないか?と質問しました。石井市長は「行田市の全公立保育園(3園)で、使用済みおむつの保護者持ち帰りを止める」と明言しました。民間の保育園・幼稚園とも持ち帰りを止めるよう協議していくとのことです。

・送迎バス置き去り・園児虐待は行田市では0件。

大きく報道された園児の送迎バス置き去り死亡事件や、保育士による園児への虐待事件を受けて、行田市ではそのような事案がないか質問しました。「行田市ではそのような事案は発生していない。」とのことでした。今後も発生しないよう、対策を続けることをお願いしました。

・保育士の労働環境を守り、配置基準引上げの要望を。

行田市の公立保育園の元保育士さんから相談を受けて、市がどのように労務管理を行っているのか質問しました。市は、公立保育園では園長が責任を持って保育士の労務管理を行なっている、市の担当課(子ども未来課)でも報告を受けている、とのこと。また保育士は配置基準に沿って適正に配置している、とのことだったので、まさに配置基準自体が問題の根源でありその改正のために国に要望をするべき、と伝えました。(議会としても国へ意見書を提出する準備をしています。)

・障がい者差別解消条例、いよいよ今年12月スタート!

2019年に条例制定の請願が可決されてから、条例策定委員会での議論を積み重ね、2月にパブリックコメントが実施され、いよいよ条例制定が見えてきました。そこで条例施行までのスケジュールを質問しました。2月中に行われたパブリックコメントを踏まえ、策定委員会で協議し、今年12月9日(障がい者の日)に施行となる予定とのことです。また多くの市民に広く知ってもらうため、様々な障がい当事者にも配慮した広報に努めるとのことです。

・小中学校の特別支援学級、サポート体制の拡充を!

地域の保護者から相談を受け、特別支援学級の状況を質問しました。特別支援学級に通う生徒の人数は緩やかに増加傾向にある中で、サポートスタッフであるキラキラサポーターの人数は増えていないことについて質問しました。教育委員会は「キラキラサポーターは増えていないが、教員の数を増やして対応している」とのことでした。また、現状のサポート体制は十分だと思うか、と質問すると、「不十分な点もあると思う」とのことでした。サポート体制の拡充をお願いしました。

・旧北河原小・旧須加小に、市民アートギャラリー開設を提案!

アート(文化芸術)は人々の心を繋ぎ、地域の歴史を繋ぎます。まずは1教室からでも市民が誰でも使えるアートギャラリーを作ることで、様々な人が交流するきっかけの場となり、地域の新たな文化を創造する場所になります。そんな思いでこの提案をしました。市は「現在、民間活用に関する調査を進めている途中」「まだ個別具体的なことは答えられない」とした上で「アートギャラリーについても可能性はある」との返答でした。

以上となります。

議会として準備中の、保育士の配置基準引上げを国へ求める意見書については、3月議会最終日3月16日の本会議での採択を目指しています。

引き続き、全ての人が自分らしく輝ける行田市を目指して、頑張ります!

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